漆喰はカビ対策に有効か?ポイントは3つ!
漆喰は塗り壁の代表選手。
古代ローマでも使われていた馴染み深い素材。
古代から使われているから自然素材でもあるし、
調湿機能もある…のかな。
実は漆喰はイメージが先行していることは、
一級建築士や
建築会社の営業マンも知る人が少ないんです。
今回は、奥深い漆喰の世界をご案内します。
漆喰と珪藻土どっちがカビ対策に有効?
こんにちは!軽井沢と上田市を中心に
天然木の家づくりをしているハピアデザイン
坂口賢一です。
漆喰って結露・カビ対策の
優等生みたいなイメージ、
ありませんか?
実は結露・カビ対策には漆喰よりも
珪藻土の方が優秀なんです!
漆喰って昔からある自然素材。
そして高い!というイメージがあるからでしょうか。
確かに漆喰は安くありません。
それは工事が難しいからなのです。
工事費用が高いし、
誰でも工事ができるわけでもない。
美しく仕上げるためには、
ちゃんと修行した職人さんである必要があり、
工事費用は青天井です。
でも安心してください!
漆喰より珪藻土塗り壁の方がカビ対策に有効です。
その理由を3つご紹介します。
数値で対決ができます 漆喰vs珪藻土
まずは1つ目。
数値での比較です。
カビ対策に重要となる調湿性能。
これは不要な湿度を吸って、
乾燥したら吐き出す機能のこと。
これはJIS規格で比較方法が決められています。
■漆喰
30g/㎡/24h
■珪藻土塗り壁はいから小町
241g/㎡/24h
漆喰30g vs 珪藻土塗り壁はいから小町241g
数字だけだとピンとこなくても、
これだけ数字が開いていたら、
違いがわかりやすいですよねぇ。
1㎡の空間で、
24時間で、どれだけの調湿性能があるのか、と読み解きます。
防カビ効果が高いのは? 漆喰vs珪藻土
珪藻土塗り壁はいから小町は
漆喰の8倍のスピードで湿気を外に出してくれるます。
湿度が増えればカビが発生し易くなります。
高温多湿の日本で、
湿度をゼロにすることは難しい。
でも低く抑えることはできます。
そのためにはハイスピードで、
湿度を外に出せばいい。
湿度を吸収するスピードが早ければ早いほど、
カビが発生しにくい環境を作ります。
気になる費用は? 漆喰vs珪藻土
材料費と工事費用の合計は、
漆喰も珪藻土塗り壁はいから小町も差がありません。
漆喰は工事費用が高いことは、
最初にお伝えしましたが、
材料自体は高くはないのです。
高級品というイメージが付きまとうのは、
誰でも工事ができるわけではない、ということ。
昔ながらの漆喰は、
限られた選りすぐりの職人だけが扱える
素材だったのです。
それならばDIYすればいんじゃない?
ナイスアイデアです。
2つ懸念ポイントがあります。
1つは、仕上りはソコソコにしからならないこと。
美しさを求めると、
ガッカリなことになります。
2つ目は、失明の危険があること。
漆喰で使われている消石灰。
昔は小学校の白線として利用されていましたが、
失明の危険があるということで、
小学校でも使われなくなりました。
そこを理解してDIYするならOK。
でも調湿性能が、
それほど高くないのに
リスクを背負う必要、あります?
対して、珪藻土塗り壁はいから小町。
安心安全の自然素材で、
DIYで作業する方も、たくさん!
湿気対策したいのなら JIS規格で数字の高い塗り壁にしよう!
湿気対策はJIS規格で比較ができるからカンタンです。
当社では珪藻土塗り壁はいから小町の他に、
パーフェクトウォールも採用しています。
パーフェクトウォールの調湿性能は
61g/㎡24h
珪藻土塗り壁はいから小町には劣りますが、漆喰の2倍。
塗り壁の調湿性能は、
表面積に応じて、
その効果が変わりますから、
できるだけ広い面積に塗っていきたい。
コストを抑えられるパーフェクトウォールと、
業界№1の調湿機能をもつ珪藻土塗り壁はいから小町。
この2つを上手に組み合わせて使います。
パーフェクトウォールは安心安全材料ですが、
乾燥が早いためDIYはNG商品ですが、
乾燥が早い=工事期間が短いというメリットがあり、
工事コストを抑えることができるんです。
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