地震で倒壊しやすい家とは?壁の重要性と地震に強い間取りについて。
阪神淡路大震災、東日本大震災を経て、
耐震基準は、
どんどん厳しくなりました。
先日発生した、
東日本大震災の余震でも、
倒壊した建物の数が少ないことからも、
一定の成果が
出ていることがわかります。
でも倒壊した方にとって、
数の多い少ないは関係ありません。
笑顔になれる日が
1日も早くくることを
願っています。
倒壊と聞くと、
古い家だけのような印象を持ちますが、
築2ヵ月で崩れた家もあったんです。
構造計算はプロに任せるとしても、
知識があると設計の打合せがスムーズになります。
最低限の基礎知識は蓄えましょう!
- 崩れ方と、その原因。
- 衝撃に耐えるための対策とは
- 地震に耐えられる対策1 壁の量
- 地震に耐えられる対策2 デザイン
- 個性的な家とは
崩れ方と、その原因。
こんにちは!軽井沢と上田市を中心に
天然木の家づくりをしているハピアデザイン
坂口賢一です。
ニュース映像などをみると、
倒壊の仕方は色々。
まずは崩れ方と原因について説明をしていきますね。
- 全壊(1-2階とも潰れる)
- 1階だけ潰れている家
- 布基礎と土台がズレた
それぞれの原因を簡単に解説します。
1)全壊は築年数による老朽化
2)直下型による柱抜け
3)直下型による住宅の飛び上がり
倒壊の仕方や原因は様々ですが、
老朽化だけでないことは、
注目したい部分です。
衝撃に耐えるための対策とは
地震による倒壊というと、
古い木造建築を思い浮かべますが、
一番注意すべきは、築浅の家。
直下型に要因があることを考えると、
防ぐことが難しいと言えるかもしれませんが、
対策を考えてみましょう。
地震に耐えられる対策1 壁の量
壁の種類ではなく、量です。
耐震壁が多い家は、倒壊し難いんです。
屋根や2階の重みを受け止める耐震壁が少なければ、
崩れやすくなりますよね。
ツーバイフォー(2x4)工法の家は、
地震に強い壁の多い家ということになりますが、
木造建築であっても、
建築基準法に合致した方法で、
クリアするように建築することができます。
安心してください!
でも希望する場所に窓が設置できない場合があるのは、
こういう理由からなんです。
部屋数が多い間取りも、
壁を多くすることができるので、
耐震性を高くしやすいんです。
吹き抜けや、リビングを大きくするためには、
他での補強が必要になります。
地震に耐えられる対策2 デザイン
個性的な家を求めて、
例えば2階が飛び出している作りだと、
強い地震で揺さぶられることで、
歪みが生じ、そこから損傷や劣化が始まります。
倒壊を免れたとしても、
その歪みが原因で、
雨漏りがから家が傷んでしまうことも…。
逆に正方形に近い家は、
個性が不足して、
つまらない!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
耐震だけでなく、
耐久性の面から考えても
お勧めです。
ドーム型など、
おとぎの家のようで可愛らしいですが、
工事がしやすい形状は、
建物への負担も少なくなります。
ハピアデザインでは、
お客様の要望を伺い、
その実現に向けて
努力させていただきますが、
無理のある設計になる場合は、
ハッキリとNOと伝えます。
家は命を守ります。
安心安全は家の基本。
そこを後回しにすることは、
できません。
個性的な家とは
ハピアデザインの家は、
新築の時が一番輝くのではなく、
お客様が暮らすことで、
どんどん輝き、
輝きが増した頃には、
唯一無二のお住いになっています。
個性的な家を希望する方は、
個性的な家を得意とする建築士や、
個性的な家を好む建築会社にご相談ください。
ハピアデザインは、
家に寄り添い、
お客様と一緒に個性的な家に
育てていくお手伝いをさせていただいています。
ハピアデザインでは定期的に
現場見学会を開催していますので、
まずはお問い合わせくださいね。
ハピアデザインは暮らしを楽しむ家づくりをご提案します。
ハピアデザインへのお問い合わせ、資料請求は
こちらからお待ちしております!