上田市で冬は新築住宅が建てられるの?
長野県の東信地域の冬は、雪も降りますし、気温は―10°まで
下がる日もあります。
お住いは、工場製品と違って屋外で職人さん達が一つ一つ手作りで
創っていきますので、冬に工事となると心配になりますよね。
でも、安心してください。
きちんと品質管理をおこなって施工していくと、気候に左右されず
安心して住み続けられるお住いが完成いたします。
では、どのように品質管理をして施工をするのか。
少し解説してみたいと思います。
上田市で冬に新築住宅を建てる時に気を付ける事
信州で家づくりをして35年、ハピアデザインの坂口です。
住宅を着工してから完成するまでには、多くの職人さん達が現場に入りますが、
全体の作業工程を大きく分けると4つに分けられます。
・基礎工事
・木工事(上棟から大工さんの工事が終わるまで)
・外装工事
・仕上工事
この4つの作業工程の中で一番気候に左右されるのが基礎工事です。
なぜ、基礎工事が気候に左右されやすいのか?
と、いうと。
工場で出来たコンクリートの基礎を現場に運んで組み立てるのではなく、
建設現場で使うコンクリートは生コンクリートだからです。
コンクリートは石灰のように水分の乾燥により固まるのではなく、
化学反応で固まります。
生コンクリートが化学反応をおこして十分に固まるまでに必要な水が凍って
しまえば、化学反応不良を起こして、十分な強度がでません。
そこで、コンクリートの品質を担保する為に生コンクリートが固まるまで暖房をしたり、
ビニールシートで覆ったりして水分の温度低下を防ぎます。
それから、あらかじめ期待している強度が出なくても大丈夫なように
通常よりも1ランクから2ランク強度がある生コンクリ-トを使います。
それらは、暖房費や養生費がプラスになり、通常より価格が高い生コンクリートを
使ったりするので、工事費は上がってしまいます。
建物で一番大事な基礎は、工場で練られたフレッシュコンクリートを現場で
型枠に流し込んで固めますので、固まる過程できちんと品質管理をしないと
ダメコンクリートになってしまいます。
例えるなら・・・・
茶わん蒸しを作る時も、材料をちゃんと混ぜていなかったり、
それぞれの配合が違っていたり、蒸すときの温度管理が出来ていないと
美味しい茶わん蒸しが出来ませんよね。
大雑把にいうと、この茶わん蒸しと同じです。(^_^;)
唯一。
大きな違いは、コンクリートは作り直しが出来ない点です。
一発勝負です。
もし、工事中に雪が降ったらどうなるの?
基礎工事中に雪が降ったら一番困るのが、生コンクリートを流し込む前に
型枠の中に雪が入ってしまうことです。
型枠の中に雪が入ってしまうと、生コンクリートを流し込んでも雪は解けない
ので、雪のあった部分だけコンクリートが欠けてしまいます。
木材などは、雪で濡れてしまってもすぐに品質が低下してしまうことは無いのですが、
雪が凍ってしまったりすると作業中の事故につながってしまうので、濡らさないようにします。
冬期間の工事では、雪が降ったら作業を中止したり、雪が降っても大丈夫なように作業が
終わった後は毎日シートで養生をしてから帰ります。
そうはいっても、冬に新築工事をするのは心配?
冬に新築住宅の工事をしても大丈夫?といえば・・・・
もちろん、大丈夫です
いかがでしたか?
理想の工事時期は、雪や気温の影響を受けない11月末までに基礎工事を完成させるのが
良いのですが・・・・
お客様の予定に合わせると工事をやらないわけにはかないですよね。
その時は完璧な品質管理をして工事をすればよいのです。