地元密着建築会社と全国展開ハウスメーカーとの違いで指摘されるアフターフォローって?
アフターフォローとは
商品などを購入後、修理や使い方などの質問をうける企業サービスのこと。
建築会社のアフターフォローとは、お引渡し後のメンテナンスや補修になりますが、基本は民法で定められています。ただし細かい範囲や内容は、建築会社により異なるため、アフターフォローの充実さを選定基準の1つとして考える方も増えてきています。
民法で定められる前から続いてきた地元密着建築会社のアフターフォロー
こんにちは!軽井沢と上田市を中心に
天然木の家づくりをしているハピアデザイン
坂口賢一です。
ご契約前に、アフターフォローについて質問されることがあります。
昔は、まったくなかったことです。
当社のように地元密着建築会社は、
民法で定める以前から、
アフターフォローは当たり前のこととして、
対応して参りました。
手入れしながら住み続ける
これが日本の元々の住まいに対する考え方です。
日本の家作りは木造が中心です。
それは森林大国日本ならではの特徴ですが、
もう一つ、高温多湿の気候風土という側面もあります。
痛みやすい木材を、
手入れしながら住み続けるために、
定期的なメンテナンスが必須でした。
毎年、家のどこかを修理することは、
当たり前の風習。
メンテナンスを依頼する会社(棟梁)は決まっていて、
ハウスドクターのような立ち位置で、
住まいをみつめます。
前年度の補修に不備があれば、
キチっと責任をとり、
途中で何か気になることがあれば、
いつでも駆けつける。
日本の家は、そうやって住み続けられてきたんです。
アフターフォローが不要になったスクラップ&ビルド
高度成長期以降、
日本の家づくりの特徴として表現されてきたスクラップ&ビルド。
住宅ローンが終わる前に、
家を壊して、建て替えることが
日本の当たり前になって久しいですが、
この方法に、疑問を持つ方が
アフターメンテナンスについて
気になっているようですし、
当社も、住み続けていただくために、
どんな工夫が必要なのかを、
ずっと考えてきました。
地元密着建築会社ができること
民法で定められたとはいえ、
アフターフォローの内容は各社により異なります。
当社では毎月のニュースレターを送らせていただくことと、
引き渡し月には、
定期点検や、anniversaryハガキをお送りしています。
1年に一度ぐらい、
直接お邪魔して、
ご挨拶ができればベストなのですが、
そこまで手が回らない状態です。
ニュースレターを年に数回だけ送る会社もありますが、
当社は毎月、お送りしています。
それは住まいのメンテナンスは、
気付いた時に、
スピーディーにご連絡いただいた方が、
大事にならないから。
毎月ニュースレターが届いていれば、
気付いたことも忘れません。
忙しい現代社会。
出来事を細かく覚えていることは難しい。
だから毎月、お送りします。
毎月のご挨拶なので、
簡単な内容です。
季節のレシピや、ランキングなど、
サラっと目を通していただける分量を
心がけています。
全国展開ハウスメーカーのアフターフォローの方が上?
全国展開のハウスメーカーは、
メンテナンス専門の会社をグループ企業に持っています。
系列だから、
その会社の家づくりを、
熟知している安心感はありますよね。
地元密着建築会社は、
メンテナンス部門をつくることが精一杯。
大事なことは体制よりも、
自社で最後まで見守る決意があるかどうか。
そして、
住宅ローンが終わるまで、
住み続けられる家をつくろうという気持ちがあるか。
ここが重要だと思っています。
アフターフォローでスクラップ&ビルドを卒業しよう!
大量生産、大量消費。
高度成長期から今まで、
私たちのライフスタイルは使い捨てでした。
狭い家の中で、
たくさんの物に囲まれて暮らすことが、
豊かさの象徴のような昭和時代。
平成時代は、それを受け継ぎ
新居を構える理由の1つが収納の少なさ。
そういう方は、
箱を大きくすれば物が増えて、
結局、収納不足に悩むことになるのですが、
令和となり、
コロナ禍を経て、
価値観が徐々に変化しています。
長く住み続ける。
大切に使い続ける。
昭和平成を経て、
私たち大人は、
物と一緒に、
大切なものも捨ててきたのかもしれません。
人生100年時代。
スクラップ&ビルドを続けていたら、
住む場所を確保するために、
一生働き続けることになってしまうかも。
毎年、家のご機嫌を伺うアフターメンテナンスをしていれば、
住宅ローンが終わっても、
安心して住み続けることができます。
建築会社の大小に限らず、
アフターメンテナンスの重要性を理解して、
ずっと頼りになる建築会社をみつけてくださいね。
ハピアデザインでは現場見学会なども
開催しています。
当社のアフターメンテナンスについても、
お気軽にご質問ください。
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